節分の日と言えば「鬼は外!福は内!」と豆まきをするのが恒例行事ですが、なぜ節分の日に豆まきをするのでしょうか?子供に「節分の日ってなぁに?」「どうして豆まきをするの?」と聞かれたとき何と答えますか?
- 節分とは子供向けの教え方はコレ!!
- 折り紙でリース折り方の動画紹介
今回は、上記2点についてお話します。
「節分の日」とは
節分(せつぶん、せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。
太陰太陽暦(旧暦)では、立春に最も近い新月を元日とし、月(太陰)の満ち欠けを基準(月切)にした元日(旧正月)と、太陽黄経を基準(節切)にした立春は、ともに新年ととらえられていた。したがって、旧暦12月末日(大晦日)と立春前日の節分は、ともに年越しの日と意識されていたことになる。
今も節分を「年越し」「年取り(数え年とは、生まれた日を1歳とし、誕生日に関係なく新年に皆が年を取る数え方)」と呼ぶ地域があるのはこの名残である。
本項目では、立春の前日、およびその日に行われる伝統的な行事について述べる。一般的には「鬼は外、福は内」と声を出しながら福豆(煎り大豆)を撒いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行う。また、邪気除けの柊鰯などを飾る。これらは、地方や神社などによって異なってくる(後述)。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
節分とは子供向けの教え方はコレ!!
節分とは子供向けの教え方はコレ!!
節分の日と言えば「鬼は外!福は内!」と豆まきをするのが恒例行事ですが、なぜ節分の日に豆まきをするのでしょうか?
子供に「節分の日ってなぁに?」「どうして豆まきをするの?」と聞かれたとき何と答えますか?子供向けの教え方は以下で伝わるでしょう。
- 「「春」を迎える日の前の日だよ」
- 「昔は、今で言う大晦日のような日だったんだよ」
- 「新しい年を迎えるために、悪いことが起きないように豆まきをしていたんだよ」
- 「昔は、怪我や病気、地震や火事は鬼の仕業だと思われていたんだよ」
- 「豆には神様の力が宿っているんだよ、だから鬼を退治できるパワーがあるんだよ」
- 「鬼がいなくなったら、福の神を呼ぶんだよ」
- 「その後は歳の数だけ豆を食べて、からだの中も鬼退治をして健康になるようにお願いしようね」
節分 豆知識「2月3日」
- 「季節をわける」から「節分」と名付けられた
- 本来、節分の日は年に4回あり、春夏秋冬「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日を指す
- 旧暦のお正月は、立春前後の新月の日だった
- つまり、春の節分は現在の大晦日にあたり、新たな年を迎える大切な日だったため、「立春」の前日だけが一般的に節分と認識されるようになった
- 「春の節分=2月3日」ではなく、1985年~2024年頃までが2月3日にあるだけで、「2日」や「4日」が節分にあたる年がある
- 2025年以降、うるう年の翌年は、2月2日が節分にあたる
節分 豆知識「鬼の正体って何??」
- 「鬼」はそもそも存在しない
- 昔は、お見は邪気や厄の象徴であり、病気・災害・飢餓など人知を超えた災いは「鬼の仕業」として考えられていた
- その災いを形にすることで生み出されたのが鬼だった
- 鬼の語源は「おぬ(隠)が転じたもの」と言われている
- そのおぬとは、姿の見えないもの、この世ならざるものを意味している
- 陰陽道では北東が鬼門の一とされ、鬼が出入りする方角とされている
- この方角は十二支でいう丑(うし)、寅(とら)にあたり、このことから鬼の姿は丑のツノと寅のパンツが形作られていったのだと思われる
節分 豆知識「なぜ豆で鬼退治するの??」
- 鬼を退治しなければ災いが起こると信じていた
- 人々の無病息災を願って朝廷で執り行われたのが、中国から伝えられた追儺(ついな、おにやらい)という疫鬼(えきき)を追い払う習俗
- 追儺には、桃の弓、葦の矢、桃の杖が鬼払いの道具として使われていたが、室町時代以降は豆をまいて鬼を追い払う行事へと発展していったと考えられている
- 豆は庶民でも手に入りやすかったことから、節分に豆まきをするという風習が広まったと考えられる
- 豆には生命力と魔除けの呪力が備わっていると考えられている
- 豆を魔(鬼)の目に投げつけ、魔(鬼)を滅したことから、鬼退治には豆が使われるようになったとのこと
- 「豆」は「魔滅(まめ)」に繋がるという語呂合わせからきている
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五穀は五種類の穀物のことだが、古代から日本では「いつつのたなつもの」として尊ばれ、時代によって移り変わりがあるが、古事記の記載では「稲・麦・粟・大豆・小豆」の五つとなっている
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この五穀には穀霊が宿っており、霊力が備わると考えられていた
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そのうちの最も大きなものが大豆であり、神の力を宿した穀物である中でも最も大きな大豆、それが悪霊を退治する力を持つと考えられ、鬼退治の豆が大豆と決定されたのだと思われる
折り紙でリース折り方の動画紹介
折り紙★おたふく と節分飾りの作り方 Otafuku Origami
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まとめ
節分とは「節分の日ってなぁに?」「どうして豆まきをするの?」子供向けの回答は以下
- 「「春」を迎える日の前の日だよ」
- 「昔は、今で言う大晦日のような日だったんだよ」
- 「新しい年を迎えるために、悪いことが起きないように豆まきをしていたんだよ」
- 「昔は、怪我や病気、地震や火事は鬼の仕業だと思われていたんだよ」
- 「豆には神様の力が宿っているんだよ、だから鬼を退治できるパワーがあるんだよ」
- 「鬼がいなくなったら、福の神を呼ぶんだよ」
- 「その後は歳の数だけ豆を食べて、からだの中も鬼退治をして健康になるようにお願いしようね」
折り紙でリース折り方の動画紹介
- 上記参照
最後までお付き合いいただきありがとうございました。